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トイレ小便器のフラッシュバルブの不具合。分解してみる。
福岡市中央区大手門のビルで、共用男子トイレの小便器で水が流れないという事例がありました。
最初に水が流れない、って聞いたので、尿石除去剤やら毛髪除去剤やら一式しょい込んで現場に行ってみたのですが、
流れない、ってそういう意味じゃなかったの?(笑)
フラッシュバルブのボタンが効かなくて、流れなかったのです。
ボタンを押すと、押し込んだままの状態になって戻らないので、新しい水がバルブの中に供給されてこない。
早速分解。
ビル設備技能士の資格の時に何度となく繰り返した作業。
その場ではとりあえず水洗いしたりとかしてみたのですが、
中に砂が溜まっているとか、小穴が詰まっているとかではなく、
ピストンバルブのバネが悪くなっているようで、
これは小手先の、その場しのぎの修理じゃすぐ再発するだろうな、って判断で、ピストンバルブ自体を交換することに足ました。部品自体は3,000円程度。
とりあえず交換完了。
外して持って帰ってきたピストンバルブは、改めて仕組みを確認するために細かく分解。
この部品の肝(キモ)である小穴も改めて確認。ここがつまってしまうと、水が入ってこないのでフラッシュバルブは効かなくなります。
2022.08.11