福岡市南区横手南のアパート住人さんからの依頼です。

「『水道屋さんから、水道代が急に高くなってるから調べてもらってください』って言われたので」

とのことで、調べたところ、トイレからチョロチョロと水が出っぱなしになっていたことが判明。

前にも記事にしたことがあったのですが、トイレから水が止まらないの原因は大きく分けて、

①ボールタップ（給水側の器具）が効いてなくて、オーバーフロー管から溢れ出ている。

②ロータンクの底の栓が緩んでいて、小量ずつ抜けている。

のどっちかです。

まず、ロータンクの蓋を開けてボールタップを確認したのですが、水位が異常に上がっているわけではなかったので、原因が②であることが判明。

部品を交換しようと思ったのですが、INAXのロータンクDT-3840はすでに廃版。

メーカーに問い合わせると、この部品図の中から指定してくれれば、在庫確認して発送します、との回答。

ロータンクの栓になっている部位として、

交換する部品は、フロートキャップとオーバーフロー管。⑬と⑭a。

それに密結部の部品とオーリング⑰⑱、ということになります。

特に密結部に関してはロータンクを取り外しての交換になります。

たいていロータンクの底から水漏れしている場合はフロートキャップのゴムの劣化なんだけど、今回はオーバーフロー管（のOリング）が怪しいな～。

という感じでした。

Oリングを嚙んだオーバーフロー管の付け外しは結構力が要ります。

新しい取り替え部品を壊さないようにしなくちゃ！

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