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化粧マンホールという悪魔。洗管屋最大の敵!
最近の物件であまり見かけることはないですが、
だいたい築30年より前くらいのマンション、特に1階がテナントになっているような、マンションには、
当時の流行だったのでしょう。
外の第1マスが化粧マンホール仕様、っていうのがよくある。
これが実に業者泣かせ。
とにかく開かない。
特に車が乗っかる可能性のある個所に設置された化粧マンホールは、壊すくらいの覚悟がないと、ほぼ開かない。
後々のメンテナンスのためにマスを作ってるんだから、それが開かなくて手も足も出ないって、昔のデザイナーさんに文句の一つも言ってみたい。
最近では多分そうゆう声が反映されて、だんだんなくなってきたのだと思います。
さて。
今日はやはり化粧マンホールを開けないと対応できないだろうという現場でした。
幸いにも車が乗ることはないであろう場所だったのですが、やはり把手を持ち上げるくらいじゃ絶対開かなくなっていました。
おまけにマイナスドライバーを突っ込む隙間なんてない。
そんな時ぼくは、インパクトにコンクリートドリルをセッティングして、無理やりでもマイナスを突っ込める隙間を作ります。
マジで無理やり(笑)
でもこれってめっちゃ有効なんですよね~。
隙間さえ作れば、普段かからない力をかけられて、
化粧マンホールが開いちゃうんです。
そして、
アプローチできる場所さえ確保できれば、あとは問題ない。
高圧洗浄で排水つまりは楽勝、でした。
2022.06.09