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福岡市博多区比恵のテナントビルでトイレの悪臭対応
テナントビルで、入居されている会社から臭いのクレームがあるからと、トイレ配管の高圧洗浄依頼がありました。
トイレの悪臭の原因については何度か取り上げていますが、
①トラップが破れている。
②トラップ以外の配管から臭いが上がっている。
③便器そのもの、あるいは周辺が汚れている。
もうこの3つしかありません。
高圧洗浄のご依頼ですが、
排水管はやがて市の工業下水道を通って、浄水場まで一つながり。
手前部分の排水管を新品に取り替えても悪臭が溜まるスペースなので、洗浄するくらいじゃ臭いは治まりません。
現地で、トイレに入った瞬間に臭いの原因箇所がわかりました。
排水つまり対応用の掃除口。
に、蓋が接着なしで乗っかっているだけでした。
長尺シート面と金属の蓋の間にはパッキンも何もなく、排水管の臭いがトイレ内に吹き上がってきているような状態でした。
対策として、肉厚の両面テープを金属蓋の形に併せて貼り、床との隙間をなくしました。
蓋の金属がだいぶ劣化していて、いざ排水つまりなどを起こしたときにふたが開かず対応できなくなるのを防ぐため、接着しませんでした。
もちろんこの後、排水不良などの確認はしましたが、
問題の悪臭に関してはずいぶん改善するはずです。
もしまだ少しでも悪臭が気になるというのなら、今度は接着して完全に隙間を塞ぎます。
2022.09.13