福岡市中央区六本松のマンションで洗濯排水のつまりの対応依頼をいただいたのですが、

管理会社の担当さんいわく「お金かけられないので、できたら高圧洗浄なしで対応してください」とのこと。

はいはい、と安請け合いして現場に行ったら、

洗濯排水のトラップは鋳鉄製の一体型のやつ。

今一般的に普及している樹脂製のトラップだったら、部品が4つか5つに分解できるから、スネークワイヤーで貫通できるんだけど、

鋳鉄製の一体型トラップは、構造上、硬くて曲がりにくいスネークワイヤーでの対応はできません。

「ちなみに、うちの前に来た業者さんはどうしてました？」って住民さんに尋ねたら、

「ペットボトルに何杯か排水口に注いだけどうまく水がためられなくて、パコパコもうまくできずに5分くらいで諦めて帰りました」とのこと。

トホホ。

そうそう、洗濯パンのつまりの対応の場合は、トラップに水を流し込む準備ができてないと、手も足も出ないんだよね。

（などと言ってる自分も、用意してきたホースが10㎝ほど寸足らずになってますけど…）

あとはもう長年の経験と勘どころ。

あれやこれやの作業テクを駆使して、貫通に成功。

水を数分間流してみて、逆流がなかったから、排水つまりは解消してると思うんだけど、

なにぶん高圧洗浄までしてないから、ずっと先まで配管がきれいになってるとは思わないが、使用には全く支障がないレベルになりました。

これからは安請け合いには気を付けましょう、という自分への戒めの、作業でした。

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