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詰まってしまった排水管内を内視カメラ調査する。たまたまなのか、バッチリなのか。
よく排水不良の現場などの、配管の故障などが疑われるケースで、内視カメラ調査を依頼される場合があります。
「カメラで見るだけでいいんだけど」
と言わるる方が多いですが、カメラ調査は排水管洗浄のオプションになる場合が多いです。
なぜなら、排水不良が確認されているので、内視カメラを排水管に突っ込んでも、濁った水中写真「モヤモヤ~」っていう感じの写真しか撮れないからです。
だいたい何メートルから何メートルまで停滞水があるか、っていう調査ならそれでもいいかもしれませんが、排水管の悪くなっている箇所を見たいと思われるなら、
一時的にだけでも排水管の高圧洗浄をして、停滞水を除去した状態で、ということになります。
それも、もしも排水管が脱落していたりしたら、うまく水が全部なくなるかどうかの保証もないので、カメラを入れてみるまで、何とも言えません。
それでも、排水管の高圧洗浄を実施して、なんかうまくつまりが抜けないな~、っていうときに、内視カメラが絶大な威力を発揮するときがあります。
この写真は内視カメラが、威力を発揮した時です。
排水つまりは解消したんだけど、なんか気持ちいい感触が得られなくて、内視カメラを突っ込んだら、木の根っこの侵入している様子がバッチリ映り込みました。
高圧のワイヤーは通り抜けてしまうけど、すぐにペーパーや汚物が引っかかってしまうことの多い木の根の侵入、という原因が一発で分かったのです。
2022.02.18