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福岡市博多駅前の商業ビルでトイレの排水つまりに対応しました。マスがわかれば。
福岡市博多区博多駅前の商業ビルで、1階のテナントからトイレつまりの対応依頼がありました。
しばらく空き店舗になっていた物件らしく、その空白の期間が何か悪い方向に働いたのではないかとテナントの方が心配しておられます。
一時対応に当たった管理会社の人もお手上げ。
一応、テナントの真っ正面にある怪しいん排水マスから高圧洗浄をしてみたのですが、死んでる(配管が接続されていないという意味)。
1分でアプローチは取りやめ。
そこで自分のしたことはというと、
お隣のテナントさんに突入(シンプル)!
「すみません。お隣のテナントさんが『トイレの流れが悪い』っておっしゃっているんですけど、こちらどうですか?」
すると、
「うちも悪いんです。トイレだけじゃなくて流し台も」
と、給湯室に案内され、状況を見せてくれるほど。
あっ、じゃあ排水マスの位置が、2つのテナント共通する場所にあるはず。
と、ビルの裏側に回った場所に、これはここだろう、っちゅう排水マス発見!
場所さえ特定出来たらあとは簡単。高圧洗浄であっという間にクリアーです。
建物が古くなると、配管の建築図面がすぐに手に入らないことが多いし、もし図面があったとしても、改修工事があって図面通りになってない場合も多いものです。
今回もテナントさんのすぐ前に設置してある排水マスはダミーで、全く別の方向に向かって配管してあり、全く別の個所に排水マスがあった、という事例です。
初めにテナントさんが心配しておられた、空き室の期間、ってやつは今回は関係なかったようです。
2022.03.16